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丹念にパテ処理、サンダーがけ等を行ってください。ネジ、
釘類はサビ止めを行って下さい。
パテ処理を行ったらシーラー処理を行ってください。

糊の下地への吸収を抑えたり、下地の接着強度の均一化を図る
ため十分なシーラー処理を行ってください。

下地の強度が十分あることを確認して、油分、汚れを拭き取り
十分シーラー処理をしてください。金属下地の場合、傷がつくと
サビが発生しますので下地に刃物が入らないように注意してくだ
さい。

前の壁紙の裏打ち紙が残っている下地は、浮きや剥がれない
ことを確認してください。シーラー処理を必ず行ってください。

施工上の注意点

■ボンドなどの合成樹脂は粘度が下がり糊がつきにくく  膨れ、剥がれの原因になります。

■月桃紙専用の糊は特にありません。ただし、商品の特徴を
 活かすためにゼロホルマリンタイプの糊を選んでください。

(例:矢沢化学ウォールボンド100、トキワ化学エコタック、ヤヨイ化学ルーアマイルド、他社のこれらの同等品)

◎糊付後10〜15分の時間をおいてから貼り付けます。
オープンタイムは施工環境により異なります。
(低温の場合は15分以上)

※オープンタイムは必ず現場で確認して下さい。

◎糊付後、すぐに貼り付けると硬くて貼りづらく、
膨れ原因になります。

◎オープンタイム中は、たたみ方に注意し、折りジワが
つかないようにしてください。

※月桃紙の両サイドから乾燥してきますので、固く絞った手ぬぐい等で両サイドを養生する事を推奨いたします。
空気の乾燥の具合等を配慮の上、ご判断ください。

◎糊付け後、1時間以内に貼り付けを完了しないとアイハギ
が起こります。

◎糊の濃度が薄かったり塗布量が少なかったり、合成樹脂
系接着剤を使用する場合はアイハギが早くなります。

L01S及びL11Sは和紙の素材感を強調し、和紙特有の
調湿効果を活かすためあえて表面処理を施していません。
一方、表面処理は防汚、撥水、縮み防止のために施して
いますので施工に於てはこのことを配慮しなければなりません。
以下の点を遵守して下さい。

※製品の有効巾は92pとなります。

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